自治体の狩猟体験イベント5選|フェスタ・オンラインを比較

自治体の狩猟体験イベント5選|フェスタ・オンラインを比較 猟師の暮らし

最終更新: 2026-10-11

「狩猟免許を取る前に、まず現場の雰囲気を知りたい」という方には、自治体が主催する狩猟体験イベントが入口になります。民間の有料体験プログラムとは別に、都道府県や市町村が担い手確保を目的に無料〜低価格で開いているイベントが各地に存在します。本記事では、開催形式・費用・対象者が異なる5つのイベントを比較します。

なお、民間事業者が提供する有料の狩猟体験サービス全体像(わなブラザーズ等)については、狩猟体験サービスとは?で詳しく解説しています。本記事で紹介するのは、自治体・公的団体が主催する入門イベントに絞っています。

イベントを選ぶ3つの基準

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選ぶ基準 チェックポイント
開催形式 会場参加型か、オンライン視聴型か。移動できない場合はオンライン開催を探す
費用 無料の自治体イベントと、実費がかかる体験ツアー型(解体体験など)がある
内容の深さ 座学・シミュレーター中心か、実際の猟やわな設置に同行できるか

自治体主催の狩猟体験イベント5つ 比較表

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イベント名 主催 形式 費用 特徴
狩猟フェスタ(高知県) 高知県 会場型(屋外展示・模擬ハンティング) 無料 2026年で6回目。わな展示やジビエ料理の試食コーナーあり
ぐんま狩猟フェスティバル(群馬県) 群馬県庁 オンライン配信+会場企画のハイブリッド 無料 全国初の視聴者参加型。狩猟セミナーやクイズ大会を配信
ふくしま狩猟ワールド(福島県) 福島県 会場型(郡山・会津若松など巡回開催) 無料 射撃シミュレーター体験、ジビエ料理の試食、狩猟免許相談コーナー
いばらき狩猟体験会(茨城県) 茨城県環境政策課・茨城県猟友会・城里町 会場型(年数回、地域を変えて開催) 無料 18歳以上・未免許者限定。わな設置体験+解体見学+先輩ハンターとの意見交換
大槌ジビエツーリズム(岩手県大槌町) MOMIJI株式会社(大槌町と連携) 現地体験ツアー型 有料(狩猟同行2万〜4万円、解体体験3万〜9万円) 無料イベントとは一線を画す本格派。実際のハンターの猟に同行できる

無料で参加できる4つの自治体イベント

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狩猟フェスタ(高知県)

高知市で毎年開催されている担い手確保イベントです。2026年10月10日に6回目が開催され、わなの展示や模擬ハンティング体験コーナーが設けられました。前回(第3回)は約1,200人が来場しています。

ぐんま狩猟フェスティバル(群馬県)

2022年2月に全国初の「視聴者参加型」オンラインイベントとして開催されました。狩猟セミナーやハンター女子会、クイズ大会などをライブ配信し、会場(群馬県庁)では特別支援学校向けワークショップも実施されました。遠方で会場に行けない人でも参加できる形式が特徴です。

ふくしま狩猟ワールド(福島県)

郡山市や会津若松市など複数会場を巡回して開催されるイベントです。射撃シミュレーター体験やジビエ料理の試食、狩猟免許の相談コーナーが設けられており、狩猟経験者による講演やゲスト出演も企画されています。

いばらき狩猟体験会(茨城県)

茨城県環境政策課が茨城県猟友会・城里町と協力して開催する体験会です。対象は県内在住で狩猟免許を持っていない18歳以上の方に限定されており、座学での安全講習に加え、わな設置体験や解体見学、先輩ハンターとの意見交換の場が用意されています。2026年度は県南地域(9月)・県央地域(10月)・短時間形式(11月)と、複数回に分けて開催されました。

本格的に体験したい人向け:大槌ジビエツーリズム(岩手県)

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無料イベントが「狩猟の雰囲気を知る」ことに重点を置くのに対し、岩手県大槌町の大槌ジビエツーリズムは、実際のハンターの猟に同行する「狩猟同行」(1名2万〜4万円)や、鹿1頭を自分の手で解体する「解体体験」(1名3万〜9万円)など、より本格的な内容が用意されています。運営はMOMIJI株式会社で、ジビエBBQ(1名5,000〜7,000円)で現地のハンターと交流するプログラムもあります。費用はかかりますが、免許取得前に「本当に自分に向いているか」を確かめたい人には実践的な選択肢です。

タイプ別おすすめ早見表

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あなたのタイプ おすすめイベント 理由
まずは無料で雰囲気を知りたい 狩猟フェスタ・いばらき狩猟体験会など 参加費なしで安全講習や体験コーナーに触れられる
会場に行けない・遠方在住 ぐんま狩猟フェスティバル オンライン配信型で自宅から参加可能
本格的に猟に同行してみたい 大槌ジビエツーリズム 実際のハンターに同行し、解体まで経験できる
免許取得を具体的に相談したい ふくしま狩猟ワールド・いばらき狩猟体験会 狩猟免許の相談コーナーが設置されている

よくある質問

Q1: これらのイベントは毎年同じ時期に開催されますか?

開催時期は年度や自治体の予算状況によって変動します。参加を検討する場合は、各都道府県・市町村の公式サイトで最新の開催情報を確認してください。

Q2: 狩猟免許がなくても参加できますか?

本記事で紹介した5イベントはいずれも、免許を持っていない方の参加を前提としています。むしろ「免許取得前の体験」を目的として設計されているイベントがほとんどです。

まとめ:狩猟の第一歩は、まず体験イベントから

  • 自治体主催の狩猟体験イベントには、無料の入門型(高知・群馬・福島・茨城)と、有料で本格的な体験型(岩手・大槌)がある
  • オンライン配信型のイベントなら、遠方からでも雰囲気をつかめる
  • いずれも狩猟免許を持たない人を対象に設計されており、免許取得前の「お試し」として活用できる

実際に免許取得まで進む場合は、猟師になるために移住したい!自治体の支援制度と手順を完全ガイドで地域おこし協力隊などの支援制度を確認してください。狩猟の担い手不足の背景を知りたい方は狩猟の担い手不足を解決する8つの対策も参考になります。

狩猟・ジビエ業界の最新統計は狩猟・ジビエ業界の統計まとめで定期更新しています。

参考情報

  • 高知県「狩猟フェスタ」案内(https://www.pref.kochi.lg.jp/press1/2024111100044/、来場者数は第3回実績。確認日2026年10月)
  • TURNS「全国初のオンライン狩猟フェスティバル開催!『ぐんま狩猟フェスティバル2022』」(https://turns.jp/57626、確認日2026年10月)
  • 福島県「ふくしま狩猟ワールド」案内(https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035b/hukushimasyuryo.html、確認日2026年10月)
  • 茨城県「いばらき狩猟体験会」(https://ibaraki-syuryou.com/experience/、確認日2026年10月)
  • 大槌ジビエツーリズム公式プログラム案内(https://otsuchinoasobi.com/program、運営:MOMIJI株式会社、確認日2026年10月)



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