鳥獣対策優良活動表彰とは|応募締切10/30・農林水産大臣賞まで解説

鳥獣対策優良活動表彰とは|応募締切10/30・農林水産大臣賞まで解説 獣害対策

最終更新: 2026-10-22

鳥獣対策優良活動表彰は、鳥獣被害対策やジビエ利用に継続的に取り組み、全国や地域に貢献している個人・団体を農林水産省が表彰する制度です。令和8年度分の応募締切は、都道府県経由の場合は10月30日、認定アドバイザー経由の場合は11月13日(いずれも必着)です。対象者の条件、表彰内容、応募方法を公式発表と過去の受賞事例から整理します。

鳥獣対策優良活動表彰の対象者

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農林水産省の発表によると、応募対象は次のとおりです(2026年10月時点、農林水産省農村振興局発表)。

対象 条件
個人 市町村の被害対策実施隊の隊員または協力者で、全国や地域への貢献が顕著である者
団体 被害対策実施隊や、都道府県・市町村と連携して活動する組織
活動期間の目安 いずれも概ね5年以上の継続的な活動

猟友会の会員として被害対策実施隊に加わっている現役猟師や、自治体と連携してジビエ利活用に取り組む事業者・団体が主な対象になります。

表彰内容:農林水産大臣賞と農村振興局長賞

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表彰は「被害防止部門」と「捕獲鳥獣利活用部門」の2部門で、次の賞が用意されています(農林水産省発表)。

賞 件数の上限
農林水産大臣賞 2点以内
農村振興局長賞 6点以内

表彰式は令和9年2月上旬、農林水産省本館7階講堂で実施予定です。

過去の受賞事例(令和7年度)

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直近の令和7年度の受賞者は次のとおりです(農林水産省公式サイトより)。

賞 部門 受賞者 所在地
農林水産大臣賞 被害防止部門 みたけの里づくり協議会 兵庫県
農林水産大臣賞 捕獲鳥獣利活用部門 奥三河高原ジビエの森 愛知県
農村振興局長賞 被害防止部門 大町市 長野県
農村振興局長賞 被害防止部門 越沢自治会 新潟県
農村振興局長賞 捕獲鳥獣利活用部門 株式会社Green Peace平戸ファクトリー 長崎県

被害防止部門では自治会や市など地域主体の継続的な被害対策が、捕獲鳥獣利活用部門ではジビエ加工・流通に取り組む事業者が評価されている点が特徴です。捕獲鳥獣利活用部門で評価される取り組みの幅は、食肉加工だけではありません。農林水産省 野生鳥獣資源利用実態調査(令和5年度)によると、野生鳥獣を処理して得た金額のうち、食肉以外の活用はペットフードが16.4%、鹿角製品(鹿茸等)が1.7%、皮革が0.3%を占めており、食肉加工以外の資源化も表彰の評価対象になり得る領域です。

応募方法

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応募の経路は2つあります(農林水産省発表)。

経路 提出先 締切
都道府県経由 居住地・活動地の都道府県の鳥獣被害対策担当部署 令和8年10月30日(必着)
認定アドバイザー経由 鳥獣被害対策アドバイザーによる推薦 令和8年11月13日(必着)

主催は農林水産省農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課です。応募を検討する場合は、まず活動地の都道府県の鳥獣被害対策担当部署、または普段連携している鳥獣被害対策アドバイザーに相談するとよいでしょう。都道府県経由の締切は10月30日と近いため、応募を考えている団体・個人は早めに担当部署へ確認することをおすすめします。

表彰を受けることの意味

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本表彰は金銭的な賞金制度ではなく、取り組みを全国に広く紹介することを通じて、他地域の対策の参考事例とすることを目的としています。受賞歴は、自治体からの業務委託や、指定管理鳥獣捕獲等事業・認定鳥獣捕獲等事業者の認定審査などで、活動の実績を示す材料の一つになり得ます。これらの制度については「指定管理鳥獣捕獲等事業とは?シカ・イノシシ・クマ類を集中捕獲する仕組みを解説」「認定鳥獣捕獲等事業者とは?法人が都道府県の認定を受ける仕組みとメリット」で解説しています。

まとめ:鳥獣対策優良活動表彰のポイント

  • 鳥獣被害対策・ジビエ利活用に5年以上継続的に取り組む個人・団体が対象
  • 被害防止部門・捕獲鳥獣利活用部門の2部門で、農林水産大臣賞(2点以内)と農村振興局長賞(6点以内)を表彰
  • 令和8年度の応募締切は都道府県経由が10月30日、認定アドバイザー経由が11月13日(いずれも必着)
  • 応募を検討する場合は、まず活動地の都道府県の鳥獣被害対策担当部署に相談するのが近道

ジビエ事業の収益化の仕組みについては「ジビエの6次産業化とは?猟師が「収入源」にする仕組みと成功事例を完全解説」もあわせてご覧ください。狩猟・獣害対策の最新データは狩猟・ジビエ業界データまとめで定期更新しています。

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