最終更新: 2026-11-04
大分県に住んでいる人が猟師になるには、住所地を管轄する振興局の森林管理班へ狩猟免許試験を申請します。令和8年度は県の施策により、わな猟・第一種銃猟・第二種銃猟いずれも新規取得者の試験手数料(通常5,200円)が無料になっているのが今年度の大きな特徴です。本記事公開時点(2026年11月4日)では、11月28日・29日開催分の申請受付期間(10月30日〜11月12日)がまさに進行中で、申込締切まで1週間ほどです。狩猟免許取得の全国共通ステップは猟師になるには?免許取得から収入源まで7ステップで徹底解説で解説済みのため、本記事では大分県特有の申請窓口・試験日程・手数料に絞って、大分県公式の試験案内に基づいて整理します。
大分県の狩猟免許試験スケジュール(令和8年度)

大分県は年4回、試験を実施します。本記事公開時点(2026年11月4日)では7月・9月の2回はすでに終了しており、直近の受験チャンスは11月28日・29日です。
| 開催回 | 試験日 | 対象免許 | 申請受付期間 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 7月9日(木)・10日(金) | 第一種銃猟/わな猟 | 6月12日〜25日 |
| 第2回 | 9月12日(土)・13日(日) | 第一種・第二種銃猟/網猟・わな猟 | 8月14日〜27日 |
| 第3回 | 11月28日(土)・29日(日) | 第一種・第二種銃猟/わな猟 | 10月30日〜11月12日 |
| 第4回 | 2月20日(土) | 網猟・わな猟 | 1月22日〜2月4日 |
出典: 大分県「令和8年度狩猟免許試験・初心者講習会について」(大分県公式サイト、2026年11月4日確認)
11月開催分で第一種・第二種銃猟とわな猟のどちらも受験できるのに対し、来年2月の第4回は網猟・わな猟のみで銃猟の実施がありません。銃猟免許の取得を今年度中に目指す場合、11月28日・29日が実質的に最後の機会です。
今年度の特徴|試験手数料が無料

大分県の狩猟免許試験の手数料は、わな猟・第一種銃猟・第二種銃猟それぞれ本来5,200円ですが、令和8年度は県の施策により新規取得者・既取得者とも無料(0円)となっています。これまで紹介した山梨・栃木・長野・群馬・岐阜・鳥取・島根の各県ではこうした手数料免除の記載は確認できておらず、受験を検討している人にとっては今年度に大分県で受験する分かりやすいメリットです。
ただし、試験に合格した後の狩猟者登録には別途、免状交付の手数料(県収入証紙1,800円分)と狩猟税(網猟・わな猟8,200円、第一種銃猟16,500円。県民税所得割非課税者はそれぞれ5,500円・11,000円に減額)がかかる点は変わりません。試験そのものの受験料が無料という点に限った施策です。
申請窓口|6つの振興局が地域ごとに対応

大分県は山梨・栃木・長野・群馬・岐阜と同様、地域ごとに複数の申請窓口を設ける方式です。島根県のような県庁単一窓口ではありません。
| 振興局 | 管内市町村 | 11月28・29日試験会場 | 連絡先 |
|---|---|---|---|
| 東部振興局 | 別府市・杵築市・国東市・姫島村・日出町 | 大分県国東総合庁舎 | 0978-72-0156 |
| 中部振興局 | 大分市・臼杵市・津久見市・由布市 | 大分県庁舎本館正庁ホール | 097-506-5749 |
| 南部振興局 | 佐伯市 | 大分県佐伯総合庁舎 | 0972-22-0393 |
| 豊肥振興局 | 竹田市・豊後大野市 | 大分県竹田総合庁舎 | 0974-63-1174 |
| 西部振興局 | 日田市・九重町・玖珠町 | 大分県日田総合庁舎 | 0973-22-2665 |
| 北部振興局 | 中津市・豊後高田市・宇佐市 | 大分県宇佐総合庁舎 | 0978-32-0622 |
出典: 大分県「令和8年度狩猟免許試験・初心者講習会について」(大分県公式サイト、2026年11月4日確認)
県外在住者は上記の振興局ではなく、一般社団法人大分県猟友会(Tel. 097-532-4543)が窓口になる点に注意してください。
申請から狩猟者登録までの流れ(大分県)

1. 必要書類の準備:写真1枚(最近6か月以内撮影、縦3.0cm×横2.4cm)、3か月以内の医師の診断書(銃砲所持許可証を持っている場合はその写しで代用可)、住民票またはマイナンバーカードの写し、返信用封筒。
2. 申請書類の提出:住所地を管轄する振興局の森林管理班へ、受付期間中(11月28・29日試験の場合は10月30日〜11月12日)に提出。
3. 試験当日:知識試験(90分)と適性試験(視力・聴力・運動能力)を受け、両方に合格した人だけが技能試験(猟具の使用・架設、鳥獣の判別)に進む。視力基準の詳細は狩猟免許の視力基準|わな猟0.5・銃猟0.7の違いと片眼が悪い場合で解説しています。
4. 合格後の狩猟者登録:免許取得後、実際に狩猟をするには毎年の狩猟者登録が別途必要です。大分県の集中受付期間は10月1日〜16日、通常申請は10月15日〜翌年4月15日。必要書類・費用の全体像は狩猟者登録の手続き|必要書類7点・費用1万円〜と受付期限で解説しています。
事前講習会(任意)は大分県猟友会が主催し、受講料はわな猟10,000円、第一種銃猟・第二種銃猟が各15,000円です。受験が必須ではありませんが、技能試験の内容に慣れるために受講する人が多いとされています。
大分県の特徴|「ジビエ県おおいた」というもう一つの顔

大分県はシカ・イノシシの捕獲頭数が全国トップクラスで、行政・生産者・飲食店が一体となってジビエの産業化に取り組んでいることから「ジビエ県おおいた」と呼ばれています。2023年には宇佐市に日本初のジビエ処理研修施設「日本ジビエアカデミー」が開設されており、免許取得後に捕獲した鳥獣をどう活用するかという出口まで県内で一通り学べる環境がある点が、これまで紹介した他県との違いです。大分県のジビエ処理施設・名店情報は大分のジビエ完全ガイド|日本初の研修施設・日田の復活ストーリーと絶品名店を徹底解説で詳しく紹介しています。
まとめ:大分県で猟師になるための次の一歩
- 大分県の申請窓口は6つの振興局に地域分割されており、県外在住者は大分県猟友会が窓口
- 令和8年度は県の施策で試験手数料(通常5,200円)が無料。ただし合格後の狩猟者登録にかかる免状交付料・狩猟税は対象外
- 2026年11月4日時点、直近の受験チャンスは11月28日(土)・29日(日)、申込受付は11月12日(木)まで
- 全国共通の免許取得ステップ・費用総額は猟師になるには?免許取得から収入源まで7ステップで徹底解説を参照
他県の事例は島根県で猟師になるには|単一窓口と秋期・冬期4回の試験日程、鳥取県で猟師になるには|3つの窓口と年4回の試験日程でも解説しています。
参考情報
- 令和8年度狩猟免許試験・初心者講習会について|大分県公式サイト — 試験日程・会場・手数料・初心者講習会について参照(2026年11月4日確認)
- 令和8年度狩猟免許試験電子申請|大分県公式サイト — 電子申請の受付期間について参照(2026年11月4日確認)
- 令和8年度狩猟者登録|大分県公式サイト — 狩猟者登録の必要書類・費用・申請窓口について参照(2026年11月4日確認)
- 狩猟税|大分県公式サイト — 狩猟税の金額・減免について参照(2026年11月4日確認)


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