名古屋のジビエ料理おすすめ6選|鹿・猪の名店を予算別に紹介【2026年版】

名古屋のジビエ料理おすすめ6選|鹿・猪の名店を予算別に紹介【2026年版】 ジビエ料理

最終更新: 2026-07-05

農林水産省の野生鳥獣資源利用実態調査(令和5年度)によると、ジビエの食肉販売金額は全国で約44億円に達し、外食産業向けの販売数量は全体の27.7%を占めています(e-Stat 統計表ID: 0002119996)。名古屋エリアでもジビエを提供するレストランが増加しており、食べログには愛知県内で30店舗以上が登録されています(2026年7月時点)。

「名古屋でジビエ料理を食べたいけれど、どこに行けばいいかわからない」「鹿肉や猪肉に興味はあるけれど臭みが心配」という方は少なくないでしょう。

この記事では、名古屋市内でジビエ料理を楽しめるおすすめ店6選を、予算・ジャンル・アクセス情報付きで紹介します。まず名古屋ジビエの特徴を解説し、次におすすめ店を比較、最後に初心者向けのメニュー選びのコツをお伝えします。

名古屋ジビエの基本情報|愛知・奥三河が支える食文化

名古屋のジビエ料理を支えているのは、愛知県の奥三河エリア(設楽町・東栄町・豊根村など)を中心とした中部地方の山間部です。手つかずの自然が残る山々で捕獲されたシカやイノシシが、名古屋市内のレストランへ届けられています。

項目 内容
主なジビエ食材 シカ(ニホンジカ)、イノシシ、クマ、キジ、ウサギ
愛知県の主な食材産地 奥三河エリア(設楽町・東栄町・豊根村)
名古屋市内のジビエ提供店 約34店舗(食べログ・一休掲載数、2026年7月時点)
ジビエのベストシーズン 11月〜3月(狩猟期)
名古屋駅周辺のジビエ店 約8店舗

愛知県は「美味しさも進化中!愛知のジビエ」として県の観光サイトでもジビエを積極的にPRしており、地元のシカ・イノシシを活用した獣害対策とジビエ利活用の両立を推進しています。

ジビエとはどんな食材かをまず知りたい方は、基礎知識の記事もあわせてご覧ください。

名古屋のジビエ料理おすすめ店6選|比較一覧

名古屋市内で実際にジビエ料理を提供しているおすすめ店を、ジャンル・予算・得意食材で比較しました。

店名 ジャンル エリア 予算(ディナー) 得意食材 予約
野生肉料理専門 じびえーる ジビエ専門 新栄町 3,000〜5,000円 鹿・猪・熊・鴨 推奨
炙ジビエ 御吉兆 名古屋栄店 ジビエ焼肉 4,000〜7,000円 鹿・猪 推奨
柳家 錦 和食・コース 8,000〜15,000円 猪・鹿・キノコ 要予約
エノテーカ ピンキオーリ 名古屋 イタリアン 名駅 15,000〜30,000円 季節のジビエ 要予約
じじ 居酒屋・ジビエ 名駅 4,000〜6,000円 鹿・猪・キジ 推奨
ガストロノミー ゾウル フレンチ 市内 10,000〜18,000円 鹿・猪・季節鳥 要予約

それぞれの店について詳しく紹介します。

各店の詳細ガイド

野生肉料理専門 じびえーる|名古屋唯一のジビエ専門店

新栄町駅近くに位置する「じびえーる」は、名古屋市内で唯一のジビエ料理専門店です。鹿、猪、熊、兎、鴨、穴熊など多種多様な野生動物の肉を使った料理が楽しめます。

ランチタイムの看板メニューは「鹿フライプレート」(ライス・サラダ・スープ付き1,200円)や「やわらか赤身肉の鹿ロースト丼」(サラダ付き950円)。ディナーでは部位別の鹿肉や猪肉の食べ比べが人気です。

口コミでは「ジビエ特有の癖がほとんどない」「初めてジビエを食べる方にもおすすめ」という声が多数あり、ジビエ初心者にとって最も入りやすい店舗といえます。

こんな方におすすめ: ジビエ初心者、ランチでカジュアルに試したい方、コストパフォーマンス重視の方。

炙ジビエ 御吉兆 名古屋栄店|焼肉スタイルで楽しむジビエ

栄エリアにある「炙ジビエ 御吉兆」は、名古屋では珍しいジビエ焼肉のスタイルを採用しています。木を基調としたモダンな内装の店内で、鹿肉や猪肉を自分で焼いて食べるスタイルが特徴です。

焼肉スタイルのため、肉の焼き加減を自分で調整でき、ジビエの食感の違いを実感しやすいのがポイントです。飲み放題付きのコースも用意されており、グループでの利用に適しています。

こんな方におすすめ: 焼肉好きの方、グループ・宴会利用、ジビエの部位別の味を食べ比べたい方。

柳家 錦|伝統の味わいで楽しむ猪鍋と山の恵み

名古屋・錦エリアの「柳家 錦」は、奥三河の本店(瑞浪市)から受け継いだ伝統的なジビエ料理を提供しています。冬季限定のジビエコースでは、松茸と猪の鍋、鹿肉の刺身風(炙り)、キジの串焼きなど、山の恵みを存分に味わえます。

特に猪とキノコの鍋は看板メニューで、甘みのある猪の脂と旬のキノコの香りが絶妙にマッチします。和食の技法で仕上げたジビエは、日本料理としてのジビエの奥深さを感じられる一品です。

こんな方におすすめ: 和食ベースのジビエを体験したい方、接待や特別な食事の場に利用したい方。

エノテーカ ピンキオーリ 名古屋|ミシュラン一つ星の本格ジビエ

フィレンツェ本店は三ツ星、名古屋店もミシュラン一つ星を獲得している本格イタリアンレストランです。三河湾や伊勢湾の魚介に加え、秋冬には季節のジビエを用いたコース料理を提供しています。

ジビエは素材の質にこだわり、愛知県内や岐阜県の信頼できる供給元から仕入れた鹿肉・猪肉をイタリアンの技法で仕上げます。ワインとのペアリングコースも充実しており、ジビエとワインの組み合わせを楽しめます。

こんな方におすすめ: 記念日や大切なディナー、ワインとジビエのペアリングを楽しみたい方。

じじ|名駅近くでリーズナブルにジビエ体験

名古屋駅近くの「じじ」は、数量限定の鹿のもも肉や部位別の猪肉、キジなど様々なジビエ肉をリーズナブルな価格で提供しています。2時間飲み放題付き5,500円のコースもあり、会社の宴会や友人との食事に使いやすい価格帯です。

初心者向けに鹿肉のたたきや猪のメンチカツなど、食べやすく加工したメニューも用意されており、ジビエデビューの場としても適しています。

こんな方におすすめ: 名駅周辺でジビエを楽しみたい方、飲み会・宴会利用、リーズナブルに色々な肉を試したい方。

名古屋ジビエのベストシーズンと楽しみ方

ジビエは旬の食材であり、シーズンによって楽しめるメニューが異なります。

時期 おすすめポイント 食べられるジビエ
11月〜12月 狩猟解禁。脂ののったイノシシが出回る 猪・鹿・鴨・キジ
1月〜2月 ジビエ最盛期。猪鍋やジビエコースが充実 猪・鹿・熊(一部地域)
3月〜4月 猟期終盤。最後のフレッシュジビエを楽しめる 猪・鹿
5月〜10月 オフシーズン。冷凍ジビエや加工品で通年提供 鹿(冷凍)・ジビエソーセージ

7月の現在はオフシーズンですが、じびえーるや御吉兆など通年営業の店舗では冷凍技術を活用したジビエ料理を提供しています。旬のジビエを満喫したい場合は、11月〜2月に訪問を計画するのがおすすめです。

愛知県のジビエ利活用と獣害対策の取り組み

名古屋でジビエ料理が広がっている背景には、愛知県の獣害対策とジビエ利活用推進の取り組みがあります。

愛知県では奥三河を中心にシカやイノシシによる農林業被害が深刻化しており、捕獲された野生鳥獣を「害獣」で終わらせず「食資源」として活用する動きが加速しています。

全国的に見ると、ジビエ食肉処理施設での搬入重量はシカ5,605トン、イノシシ1,467トン、合計7,072トンに達しています(農林水産省 令和5年度調査、e-Stat 統計表ID: 0002119971)。このうち食肉としての販売金額は約44億円で、シカが47.6%(約25.7億円)、イノシシが30.4%(約16.4億円)を占めます(e-Stat 統計表ID: 0002119974)。

愛知県の取り組みの特徴は以下の3点です。

1. 処理施設の整備: 奥三河エリアに食肉処理施設を整備し、捕獲から処理までの時間を短縮

2. 品質向上の研究: 県の農業総合試験場がジビエの品質管理・熟成技術を研究

3. 観光との連携: 県の観光サイトでジビエ特集を組み、飲食店と連携したプロモーションを実施

こうした行政と民間の連携により、名古屋市内のレストランにも品質の安定したジビエが安定供給される体制が整いつつあります。

ジビエ業界の最新データは狩猟・ジビエ業界の統計まとめで定期更新しています。

初心者向け|名古屋ジビエのメニュー選びのコツ

ジビエを初めて食べる方が名古屋の店でメニューを選ぶ際のポイントを整理します。

ジビエの種類 クセの強さ おすすめ調理法 初心者向け度
シカ(鹿) 少ない ロースト・ステーキ・たたき とても食べやすい
イノシシ(猪) やや独特 鍋・煮込み・メンチカツ 鍋が入りやすい
クマ(熊) 強め シチュー・パテ 加工品から試す
キジ 少ない 串焼き・鍋 鶏に近く食べやすい
カモ(鴨) 少ない ロースト・鍋 食べやすい

名古屋でジビエデビューするなら、以下の順序がおすすめです。

1. まず「じびえーる」のランチで鹿フライや鹿ロースト丼を試す(1,000円前後でハードルが低い)

2. 気に入ったら「御吉兆」で部位別の焼肉を楽しみ、好みの肉質を見つける

3. 冬場は「柳家 錦」の猪鍋コースで、和食としてのジビエを体験する

4. 特別な日は「エノテーカ ピンキオーリ」でワインとのペアリングを堪能する

ジビエにはどんな種類があるのかを事前に知っておくと、メニュー選びがスムーズになります。

名古屋のジビエ料理に関するよくある質問

Q1: 名古屋でジビエが食べられる季節はいつですか?

ベストシーズンは11月〜3月です。じびえーるや御吉兆など通年営業の店舗では夏場でもジビエを提供していますが、メニューが限定される場合があります。旬のフレッシュジビエを楽しみたい方は11月〜2月の訪問がおすすめです。

Q2: ジビエ初心者におすすめの店はどこですか?

「じびえーる」が最もおすすめです。ジビエ専門店として様々な種類の肉を提供しており、ランチなら1,000円前後で気軽に試せます。スタッフからジビエについての説明も受けられるため、初心者でも安心です。

Q3: ジビエの臭みが心配ですが大丈夫ですか?

名古屋のジビエ専門店では、適切に処理された食材を使用しているため、臭みはほとんど感じません。特に鹿肉はクセが少なく、牛の赤身に近い味わいです。心配な方は鹿肉のローストやフライなど、シンプルな調理法のメニューから試してみてください。

Q4: 子ども連れでも行けるお店はありますか?

じびえーるのランチタイムや、じじのカジュアルな雰囲気は子ども連れでも利用しやすいです。ただし、ジビエは中心部までしっかり加熱する必要があるため、提供に時間がかかる場合があります。事前に店舗へ確認するのが安心です。

Q5: 予算3,000円以内で楽しめる店はありますか?

じびえーるのランチなら1,000円前後で鹿肉料理が楽しめます。ディナーでも単品注文で3,000円以内に収めることが可能です。じじのコースも飲み放題付き5,500円とリーズナブルです。

Q6: 名古屋以外でジビエを楽しめるエリアはありますか?

同じ中部エリアでは岐阜県の郡上八幡や飛騨高山にもジビエの名店があります。名古屋から足を延ばす場合は、奥三河エリアの本格的な猟師料理もおすすめです。他の都市については[ジビエ料理の東京ガイド](https://kariudo.jp/gibier/gibier-cuisine-tokyo-guide/)や[ジビエ京都ガイド](https://kariudo.jp/gibier/gibier-kyoto-guide/)もご覧ください。

関連記事: 札幌のジビエ料理おすすめ6選|エゾ鹿・ヒグマの名店を厳選【2026年版】

関連記事: 福岡のジビエ料理おすすめガイド|認定62店からエリア別・予算別に厳選紹介【2026年版】

まとめ:名古屋は鹿・猪の専門店からミシュランまで多彩

名古屋でジビエを楽しむためのポイントを整理します。

  • じびえーるや御吉兆など、ジビエ専門店から焼肉スタイルまで多彩な選択肢がある
  • ランチなら1,000円前後からジビエデビューが可能(じびえーるの鹿フライプレート)
  • 初心者はクセの少ない鹿肉のロースト・ステーキから始めるのがおすすめ
  • 冬場(11月〜3月)は猪鍋やジビエコースが充実し、訪問のベストシーズン
  • 愛知県・奥三河の獣害対策と連動したジビエ利活用が進み、品質が年々向上している

まずはランチタイムに「じびえーる」で鹿肉料理を試してみることをおすすめします。ジビエの衛生管理ガイドラインも事前に確認しておくと、安心してジビエを楽しめます。自宅でもジビエを楽しみたい方はジビエ通販おすすめガイドもチェックしてみてください。

参考情報

  • 農林水産省「野生鳥獣資源利用実態調査(令和5年度)」(e-Stat 統計表ID: 0002119971, 0002119974, 0002119996)
  • 愛知県公式観光サイト Aichi Now「美味しさも進化中!愛知のジビエ」(https://aichinow.pref.aichi.jp/features/detail/150/)
  • 食べログ「名古屋市のジビエ料理」(https://tabelog.com/aichi/C23100/rstLst/RC980505/)
  • ジビエポータルサイト「ジビエト」愛知エリア(https://gibierto.jp/article/shops/?pref=aichi)
  • ホットペッパーグルメ「名古屋駅のジビエ特集」(https://www.hotpepper.jp/food/SA33/Y200/X450/f1201394/)



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